メイドさん
東南アジアの国に赴任すると、運転手&メイド付きの生活ができるらしい・・・という噂を昔から聞いておりましたが、実際そういう生活をしている駐在員は大勢いました。
私の場合は、子どももたった1人だし、家も狭いし、何より住んでいたコンドで週3回のクリーニングメイドさんたちが来てくれていたのでメイドは一度も雇っていません。
メイドさんがいれば食事の支度をしてくれたり洗濯物をしてくれたり、子守をしてくれたりと、そりゃ便利かもしれませんが、周りの人たちを見るとやはりメイドさんにも色々な人がいて、なかなかいいメイドさんを見つけるのは大変みたいでした。
ちなみにタイでは人件費が安いので、お金持ちがメイドを雇っていることは珍しくないようで、私が友達になったタイ人の家族は3人も家にメイドを雇っていました!
メイドさんの掃除道具。
最初の頃は彼女たちが掃除している中家にいるのがなんとなく居心地悪くて、なるべく出かけているようにしていたのですが、そうそう出かけるのも面倒になってきてしばらくしたら平気で家にいるようになりました。
そしてメイドさんたちが来るのを楽しみにしていたのは娘。
タイの人は皆子どもに優しくて、メイドさんたちもすぐ娘の名前を憶えて構ってくれるようになりました。
雑巾を持たせてもらって一緒に掃除したり、時には抱っこしてもらったまま掃除をしてくれる彼女たち。
当然彼女たちはタイ語しか話しませんから、娘にもタイ語で話しかけてくれます。
最初の頃は娘も日本語でさえまだろくに話せない状態だったのですけど、言葉が出るようになるとどんどんタイ語が出てくるようになって驚かされます。
子供ってホントすごい。
え?今?
もうタイ語なんて全然覚えてませんけどね(笑)。
タイのお買い物事情
昨日はタイで見つけられなかったものについて書きましたが、タイでは日本のものはほとんど手に入ると言っても過言ではないと思います。
例えば、日本米。
タイ産のササニシキ。
最初はタイ米を買ったのですが、やはり私が作る日本のおかずには日本米が合う。
しかも、日本で買うより安い。日本人とか外国人をターゲットとしたスーパーに行けば普通に売っています。
調味料は消費期限内に使いきれる分くらいは日本から最初大量に持ち込みましたが、こちらも売られています。お値段は日本より少し高いかな。
こんなものも。1バーツ=3.5円くらいなので、そんなに高いわけでもないです。
こちらはコンビニで売られているお菓子。
グリコとか明治とか、タイに工場があるので結構メジャーに売られています。
なのでこの辺は日本より安いですね。
ドラえもんも人気です。
概して物価は安いですが、日本のものを買おうとするとやはり少し高いですね。
それでも気軽に手に入るというのはとてもありがたいです。
当時、偶然友達が近くの国に赴任していてタイに遊びに来てくれたことがあったのですが、普通のスーパーにこんなに日本食が充実していることに感激していました。近隣の国に駐在している日本人はタイに日本食材を買い出しに来る人たちもいるようです。
そういえば、チーズやバターは輸入品しかなくてすごく高かったように記憶しています。あと輸入もののアイスクリームもすごく高くてびっくりしました。
牛乳はmeiji。
タイ人と同じような食事をしていれば食費はかなり抑えられると思いますが、日本と同じような食事をとりたければやはり割高になります。
タイになかったもの
タイには日本人がとってもたくさん住んでいます。
私たちが行ってた時で6万人くらいだったはず。6万人も日本人が住んでいるんですよ。日本人学校はバンコクとシラチャにあって、バンコク校なんて小1~中3までで2500人くらいの生徒がいたんですよ!マンモス校にもほどがあります!
バンコクに行けば、日本のものはほとんど手に入ります。
フジスーパーと言う日本人向けスーパーが何店舗もあって、そこに行けば納豆まで手に入るんです。もちろん値段はなんでも日本で買うよりは高いですけどね。
アジア諸国に駐在している日本人が、日本に帰るよりは安いからとタイへ日本のものを仕入れに来ているという話も聞いたことがあるくらい、それくらいタイには何でもあります。日本食のお店も豊富にありましたし。
ただ、私が唯一見つけられなかったものがあります!
それは・・・・
コーヒークリープ!
まさかこんなものがないとは思いもつきませんでしたので、もちろん持ち込んでなかったんですよね。でもどこに行ってもないんです!スタバとかに行ってもないんです!カフェとかではポットに入ったミルクしか置いてないんですよね。
以後日本に帰国した時には必ず大量に買って帰るようにしていました。
粉のはありましたが、粉は私好きじゃないんです。それに牛乳だと薄すぎるし。生クリームは高いし使いきるには多すぎるし。
コーヒーはインスタントの粉も含めかなり高価な印象でしたので、そもそも家で本格的なコーヒーを飲むこと自体あまり浸透してないのかったのかもしれません。
FAXを知らなかった娘
こないだ、ドラマ「同期のサクラ」を見ていた時・・・。
このドラマでは、主人公のサクラが郷里のおじいちゃんとFAXでやりとりをする場面が毎回出てくるのですがそれを見ていた娘が一言。
え?
FAXですけど????
そういえば、FAXを今でも活用されているご家庭ってどれくらいあるんでしょうね?
うちにもありましたよ、FAX付き電話機。
結婚した時に買いました。
しかしほとんど使ったことはなかったかも・・・。
タイから戻って来てからはもうスマホで事足りると思いそもそも家に電話を引いてない状態なので、娘は見たことがないんですね・・。いや、祖父母の家の電話はFAXが付いてますが、実際それが使われているところを見たことがないので知らなかったのです。
今はメールで何でも送れちゃうのでわざわざFAX使う人も少ないのでは・・・?
でも自分が書いたものが同じ筆跡で送れるなんてほんとすごいですよね。
私も最初FAXが出た時は驚きました。
もう何十年前の話だろう・・・。
カナダ大陸横断鉄道 The Canadian
好きな乗り物は何ですか、と聞かれたら、多分飛行機が一番かな。一番遠くまで連れて行ってくれるから。
でも、私は鉄道も好きです。
鉄子と自称するほどではないですが、青春18切符であちこち出かけたこともあるし、時刻表見るのも大好き。
カナダやヨーロッパを鉄道で旅したこともあります。
私がこれまでにした一番贅沢な列車の旅は、カナダのバンクーバーからトロントまで3泊4日で結ぶThe Canadianの個室で旅したこと。
一人旅でした。
4日も一人で飽きないかなと思ったけど、全然。食堂車での3食付きで、食事のときには誰かと同席して話しができるし、窓の外は絶景だし、全然飽きませんでした。
画像はHPからお借りしています。
もう20年も前の話なので、今HPを見てみると私が乗った頃よりだいぶ洗練された車両になっていますが。
また乗りたいです。バンクーバーからジャスパーまでがとにかく絶景!カナディアンロッキーの中を進むのですごい景色なんですよ。
夜なんかすっごい星だったし。あの星空は決して忘れられません。
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私がその時乗ったのは1人用個室。
当時はインターネットなどなかったので、バンクーバーでお世話になったホストマザーにお願いして予約してもらったんです。
本当に色々お世話になりました。
当時3食付きで9万円くらいだったように記憶していますが・・・
今調べたらバンクーバー~ジャスパー間の1泊2日で、大人2人子供1人の3人寝台で約30万円だった・・・・!!!!
あの時乗っておいて良かった・・・。
虫たちとの闘い
タイに行くにあたり、一番覚悟していたのが小さな命との遭遇。
そう、蚊とかヤモリとかGとか・・・そういうの。
しかし一番最初に私が戦うことになったのは、想定外にも蟻でした。
ある日、お昼ごはんでキュウリをまな板で切ったあとしばらく洗わずにそのままにしておいたんですよね。
そしたら・・・
まな板にちーーーいさい蟻がぞろぞろ集まってきているではありませんか!
日本サイズの大きな黒い蟻じゃなくて、もっともっと小さくて透明な感じのちーっさい蟻が無数に!!!!
その後もちょっと何かを放置しているとすぐにできてる蟻の行列。
ショックだったのは、日本からわざわざ持ってきた食料もやられていたこと。
カップ麺とか袋めんとか砂糖とか、どこにも穴はあいてないはずなのに、どこかの小さな隙間から入り込んで中にいるんです!!!これは悲しかった!!
どこから来ているのかよく観察してみると、壁に小さな穴がところどころあいていて、その中からやってきている様子。
蝋を垂らして穴を塞ぐ・・・。
ある日なんか掃除機でぐわーーーーっと吸い込んでやったりとか、本当にしたくない事を色々やらされました。
蟻よけを置いたり色々しているうちに蟻はでなくなりましたが日本の食料品の恨み、忘れまじ。
在タイ中蟻に悩まされたのはこの時だけでしたが、その他の虫にも色々悩まされました。その話はまた今度。
タイの我が家 不具合の諸々
さて、すでに洗濯機や水道水、そしてWifiについても前に書いた通りで、本当にタイに来てみて日本という国の住みやすさを再認識したところではありますが、まだまだ上げるときりがないくらいで・・・。
住居について他に不満だったのは、他にもあって、まずは電気コンロ。
うちの物件はオール電化でガスはなかったのですが、キッチンの電気コンロが4つついていたのですが実際は2つしか作動しませんでした。これも最初にオフィスに言ったのですが、いつものように「明日メンテナンスを行かせる」と言われてそれっきり明日がこないというパターン。
洗濯機の件とかでうちにメンテナンスの人が来た時についでに訴えてみたのですが、結局彼らがすぐ直せる程度のものではなかったようで、それきり・・・。
まあ、私も一度にコンロを3つも4つも使うこともないので諦めました。
それから換気扇。
一応換気扇らしきものはついているのですが、このダクトが外に繋がっていないという事を知った時の衝撃。
一体おまえは何のためにここについているのだ・・・っていう・・・。
そしてキッチン。
シンクの小ささはもう見た通りなんですが、作りがね・・・。
図で示しますとね、これ、キッチンシンクを横から見た図です。
キッチンだから水を使いますよね。
日本のキッチン台はね、台の先が少し盛り上がってて少しくらいの水はここでせき止めてくれる訳です。
しかし右図を見てください。
タイのキッチン台は真っ平。
しかもうちのシンクはあんなに小さいもんですから、何かを洗うたびにもう足元までびしょびしょなんですよ・・・。
もうね、工夫なんてもんがひとつもないんですよね?
なんなの!
いや、これでタイを責めてはいけないのかも。
日本が出来すぎているのだ!
実際そうなんでしょうけどね・・・そう思わなければとてもやっていけません。
こういう事が多々ありました。 また思い出したら書きます。
タイで掃除機を買う
前に書いたように、タイでは週に3日メイドさんたちが部屋の掃除に来てくれるので自分ではたいした掃除はしなかったのですが、やはりメイドさんが来ない日も掃除機くらいはかけたいと思うもの。
ほうきや塵取りなどの簡単な掃除道具は部屋に備えついていましたが、掃除機はなかったんですよね。
そこで、掃除機を買いに電気屋さんへ出かけました。
日本だといろんな種類の掃除機があるものですが、こっちにはあまり掃除機を使って掃除する習慣がないようで掃除機自体種類もすごく少なかったのです。
そもそも住宅事情が日本と大きく違って、こっちは床はほとんどタイル張り。年中暑いので絨毯の部屋なんてないんですよね。箒で掃いてモップをかけるのが一般的。
日本とタイとでは電圧が違うため、日本の家電は持ってきても変圧器を通さないと使えないんです。私たちが日本から持って行った家電は炊飯器、コーヒーメーカー(これを台所の変圧器につないで使っていた)。変圧器は1つ買って持っていきましたが結構高いしかさばるのであまりたくさんは買いたくなくて。
あとはパソコン。パソコンは日本のものでも240Vまで対応したものが多いのでそのままでも使えるんですが、コンセント抜くときいつも「バチッ」っていうので怖かったです。それに関係あるのかどうか、タイに行ってからすぐにパソコンのバッテリーがやられてコンセントにつないでないと使えない状態になってしまいました。
そんなわけで向こうに行って最初にドライヤーと掃除機を買いました。
掃除機は少ない種類の中から選んで一万円くらいのものを購入。これくらいの値段のものしかありません。
見た目もちゃっちい!おもちゃみたいです。
手元になんかある・・・なんだろう?
ただの空気穴・・・・。
・・・なんのため????
ま、でもタイにいる間は壊れることもなく働いてくれました。
ネット難民
タイに来た最初の数か月、なぜか本当にネット環境の悪かった我が家。
私たちの住んでいたコンドはフリーWiFiが飛んでいたのですが、これが本当に使えないのでもう自分たちで申し込もう!という事になりました。
近くのショッピングモール内に入っている通信会社のカウンターで説明を受け、うちのコンドでどのプランが使えるのか後日別のスタッフが来てくれるというのでその手続きをして帰りました。
夫は英語もタイ語も怪しいのですが、機械系には強く、それなりにやりとりしていたのには感心。逆に私はこういう分野はうといのでよくわかりません。
そして約束の翌日。
平日だったため私が家で対応することになっていたんですが、やってきた通信会社の人、しばらくうちのコンドの周りでなにやらiPadみたいなものを持って操作していたのですが、
と言って帰って行ってしまった・・・・。
言葉が通じず、何故うちでは契約できなかったのかは未だ不明です。
結局うちが個人でネット契約することはなく、しばらくするとなぜかコンドのフリーWiFiも改善されました。
観劇
少し前の話になりますが、生まれて初めてお金を払ってお芝居を見に行きました。
ミュージカルとかは海外で何度か行ったことがあるのですが、日本の(子供向けでない)舞台を見るのは初めて。一度行ってみたいなとずっと思っていたので念願叶いました。
見たのはこちら。
大好きな鈴木亮平君♡が出演されると聞いて、これは絶対に行きたい!と友達を誘って行ってまいりました。
藤原竜也君と2人で小学生役を演じるとのことでどんな内容のお話なのかと思っていましたが、なかなか重いテーマを抱えながらも笑えるところもちょこちょこあってとても面白かったです。親として色々と考えさせられるところもあったりして、とても深い内容だったと思います。そして舞台の上でちゃんと2人が小学生に見える!
役者さんてすごいなあ~と思いました。
鈴木亮平君を近くに見れて本当に幸せでした。声もとても好き。
もっと気軽に行ける距離ならまた行きたいと思うくらいでした。
いつかまた・・・。