メイドさん
東南アジアの国に赴任すると、運転手&メイド付きの生活ができるらしい・・・という噂を昔から聞いておりましたが、実際そういう生活をしている駐在員は大勢いました。
私の場合は、子どももたった1人だし、家も狭いし、何より住んでいたコンドで週3回のクリーニングメイドさんたちが来てくれていたのでメイドは一度も雇っていません。
メイドさんがいれば食事の支度をしてくれたり洗濯物をしてくれたり、子守をしてくれたりと、そりゃ便利かもしれませんが、周りの人たちを見るとやはりメイドさんにも色々な人がいて、なかなかいいメイドさんを見つけるのは大変みたいでした。
ちなみにタイでは人件費が安いので、お金持ちがメイドを雇っていることは珍しくないようで、私が友達になったタイ人の家族は3人も家にメイドを雇っていました!
メイドさんの掃除道具。
最初の頃は彼女たちが掃除している中家にいるのがなんとなく居心地悪くて、なるべく出かけているようにしていたのですが、そうそう出かけるのも面倒になってきてしばらくしたら平気で家にいるようになりました。
そしてメイドさんたちが来るのを楽しみにしていたのは娘。
タイの人は皆子どもに優しくて、メイドさんたちもすぐ娘の名前を憶えて構ってくれるようになりました。
雑巾を持たせてもらって一緒に掃除したり、時には抱っこしてもらったまま掃除をしてくれる彼女たち。
当然彼女たちはタイ語しか話しませんから、娘にもタイ語で話しかけてくれます。
最初の頃は娘も日本語でさえまだろくに話せない状態だったのですけど、言葉が出るようになるとどんどんタイ語が出てくるようになって驚かされます。
子供ってホントすごい。
え?今?
もうタイ語なんて全然覚えてませんけどね(笑)。