海外旅行でのトラブル お金編その1
今日は私がこれまで経験した海外でのお金トラブルについて。
1.ぼったくり
これはあるあるでしょう。もしかしたら自分が気が付いてないだけで本当はもっとぼったくられているかもしれませんが・・・。
ケース1:バンコク、タイ
これはタイ赴任中にあった唯一のぼったくり経験。(多分)
バンコクの中心部にエラワンの祠という有名なヒンドゥー教の神様を祭ってあるところがあるんですが、そこを訪れた時の話。ここは繁華街の一角にあるので観光客も多く訪れる場所なんですが、祠の敷地周りにはたくさんのテントが出ていてそこでお供え物などを売っています。
お供え物は敷地の中にも売っていて、その中で買えばよかったのだと思うんですが、何も知らなかった私たち、うかつにも道路沿いのテントに寄ってしまいました。
するとテントのおねえさん、「お供えものね~」と言って、勝手にお供え物をそりゃたくさんビニールに入れて行くんです。そして「1000バーツ!」と・・・。
1000バーツは3500円くらい。いやいやいや、そりゃ明らかに高すぎるだろ!!!
高い高い!と言ったものの、相場を知らない私たち。
結局200バーツ払って(お姉さん、最初に袋に入れたお供えを結構戻してた)お参りしたのですが、後でタイ人の友達に聞いたら「私はお供えで80バーツ以上払ったことはないわ」と言っていましたので、200でも倍以上ぼったくられたことになります・・。
腹立たしいのは、信仰心の厚いタイで、タイ人が宗教を利用して観光客からお金を巻きあげている事。相場とか現地通貨の価値を知っておくことは大事です。
ケース2:バリ、インドネシア
若い頃、バリ島に行ったときの事。夜にバリの空港に着いて、飛行機の座席が後ろだったこともありスーツケースを受け取るバゲージクレームに着いたのがもう最後だったんです。もうターンテーブル周りに人はいなくて、私たちのスーツケースはぽつんとターンテーブルの横に置いてありました。
2つのスーツケースの横には2人の空港職員。
私たちのスーツケースであることを確認すると、そのままスーツケースを出口の方まで5メートルほど勝手に運びました。
そして、
はあ!?
思わず、誰も頼んでないし!とスーツケースをひったくって無視しました。
しかも、わざわざ日本語で「千円」って!!!チップにしても高すぎじゃ!
信じられます?
空港の、まだ一般人は入ってこれないエリアにいたんですよ?
流石に追いかけられたり文句を言われたりとかはなかったので被害はなかったのですが、楽しみにしていた国についていきなりこういう事されると本当にがっかりします。
この他にもお金のことについては、ぼったくりとまではいかなくても色々納得いかない経験をしたことはありますが、多少の事はあまり気にしないようにはしています。
2.盗難
これもタイ。
駐在中、休みを利用してサムイ島に行ったときの話。コテージタイプの4つ星ホテルに泊まっていたんですが、セーフティボックスに入れていた現金がなくなりました。
いつもセーフティーボックスでは同じ番号を使っているのですが、ある日セーフティボックスが開かなくなってしまったんです。結局フロントに電話して施錠してもらったんですが、その後確認したら現金を入れていた封筒からきっちり4000バーツだけ抜かれていました。
多分内部の犯行ではないかと・・・。
一緒に入れていたiPadやパスポートは無事だったので届けたりはしませんでしたが、以来セーフティボックスはセーフではないと認識しています。
海外に行った人ならだれでも1つや2つこういう経験あるんじゃないかな。
次回はスペインでスリに遭った話です。