胃カメラ体験記
先日、年に一度の胃カメラを受けてきました。
35歳になってからは毎年健康診断に行くようにしていますが、その中でも嫌な検査と言えば、胃の検診。
バリウムを飲むも辛し、胃カメラを飲むも辛し。
結果どっちも辛いなら、胃カメラの方がいいじゃないか、という事で最近はずっと胃カメラをやっています。バリウムでは初期の癌は分からないと言われたし、もしバリウムの検査で悪いところが見つかったらどうせ胃カメラになるわけだし、だったら胃カメラの方がいいじゃん、てことで。
しかも私の場合は元ピロリ菌保持者で、除菌済みではあるものの内科の先生からは「毎年カメラやった方がいい」と言われているのでなおさら。
最初の2回は麻酔(鎮静剤?)なしでやりました。
初めての時に、看護師さんから「鎮静剤打ちますかどうしますか?」と聞かれ、「打つ人の方が多いですか?」と聞いたら「意外とみなさん打ちません」と言われたのでなしでやりました。鎮静剤を打つとしばらく休んで帰らないといけないとか、その日は車運転できないとかの制限がでるのだとかで。
胃カメラって、カメラが喉を通るときに「オエッ」ってなってかなり苦しいという話を良く聞きますが、私はこういう時は「無」になることにしているので意外と大丈夫でした。それより胃カメラを抜いた後油断してたのでオエってなりましたが・・・。
でも去年から行っている病院では、何も言わなければ普通に鎮静剤を打ってくれて、それで寝ている間に終わってたんですよね!そういうわけで、今年も眠ったまま検査を受けてきました。
胃カメラ検査の辛いところは、最初に変な薬を飲まされるところから始まります。
「胃の中の泡を消すお薬」と言って渡される小さな紙コップに入った透明の液体。
ちょっとトロっとして味はないのですが、ここから「無」になって飲み干します。
何も考えないこと、これが大事。
続いて喉に麻酔のスプレーをされます。
この麻酔で喉の奥が広がった状態になり、「ごくん」と飲み込めなくなります。
この麻酔がまずすぎていつも無になりきれません。
でも大丈夫、検査中寝ていられるのですから、これを耐えればもう胃カメラは終わったも同然です。
あとは検査台に寝、血を抜かれ、マウスピースを装着させられます。
ここまで来たらもう後はまな板の上の鯉。煮るなり焼くなりお好きにどうぞ。
いよいよ先生が登場し、挨拶をし、鎮静剤を投与されるところまで覚えていますが・・・
気が付いたら別室で寝ているという!
「え?私、ここまでどうやって来たの?」
看護師さん「ご自分で歩いて来られましたよ、覚えておられませんか?」
「記憶にございません!」
・・という去年と全く同じパターン。
眠ってるうちに検査が終わる以上、胃カメラは最初の薬が辛いだけ。
大腸カメラに比べたら前準備も「前日夜9時以降飲食禁止」なだけだし、楽なもんです。(水は朝まで飲めたし)
大腸カメラも過去2回経験していますが、これはホントにもう二度としたくないです。
肝心の検査結果は問題なし。
ただ、最後に先生に
「大腸の方も年齢的にはやったほうがいいよ~」
と言われましたけど・・・。
健康第一だけどね、まあこちらはこないだ検診で検便出してるのでひっかかったら・・・またやります。