My Third Place

旅行好きパート主婦です。旅行や国際交流が好き。ホストファミリー体験、海外体験、旅行や子育てネタなどを中心に日々のあれこれを綴っています。

確定

5日後、1人生検の結果を聞きに行った夫。
前回切り取った患部の生検結果と、陽性だった場合は首周りのCTを取る(転移を調べる)予定で出かけました。

 

私が調べたところだと、舌癌はリンパに近く転移しやすいとのことで、仮に癌だったとして一番心配なのは転移しているかどうかという事。

 

 

癌かどうかって状況だし、私も一緒に行こうかと聞きましたが仕事もあるし子供もいるし、1人で行けるからと出て行った夫。

 

数時間後、

「やっぱり癌だった」

と電話がありました。

彼も覚悟はできていたのでしょう。
少なくとも電話口では冷静でした。

 

私も覚悟はしていたので前回「悪性っぽいと言われた」と聞いた時よりはショックは少なかったですが、これからどうなるんだろうという不安が。
とりあえずCTでは転移の疑いはなさそうとのことで安心しましたが、来週PETで全身の転移を調べることになったそうです。

 

 

 

40を過ぎたとき、夫婦でこんな話をしたことを思い出します。

 

人生80年だとして、私たちはその半分を生きた。
その間日本は平和だったし、自分たちは災害や事件や事故の当事者になることもなく、愛情ある家庭で不自由なく暮らし、好きなことをして来た。自分がやりたい仕事に就き、好きなものを食べて着て、好きなところを旅してきた。
この先何があるかわからないが、これまでの私たちの人生に悔いはない。
あとの半分は子供のために生きよう、と。

 

これまで私たちに起きた最大の不幸は、最初の子を早産で失ったこと。
その後も流産を繰り返したりして、なかなか子供を授からなかったこと。
6年かけてようやく娘にも恵まれ、つらい日々を乗り越えて来れました。

 

今回も、きっと乗り越えてみせる。
娘が成人するまでは、私たちは2人共生きなきゃいけないんです!