初めてのホストファミリー
我が家が初めてホームステイを受け入れたのは、まだ子どもが生まれる前の話です。
うちは夫婦揃って海外でのホームステイ経験があり、加えて海外旅行や国際交流にも興味があったので、いつかマイホームを持ったら留学生を受け入れたりしたいね、とずっと話していたのです。
それで家を買う時にも、留学生を受け入れられるように余分な部屋を設けていました。
しかし、ホストファミリーなんて、一体どうやってなればよいのやら・・・。
そこで、通学範囲内の大学のホームページをあたってみることにしたのですが、そこでいきなりヒット!
私がたどり着いたのは、提携校のアメリカの大学で日本語を専攻している学生のグループがやってくるのでそのプログラム内の週末だけの2泊3日のホストファミリーを募集します、というものでした。
早速それに応募して受け入れたのがうちに来た最初のホームステイヤ―でした。
まだ空き部屋はあるけどベッドはない・・・という状態でしたが、まあ2泊だし・・・と思ってフローリングに布団をひいて寝てもらう事に。
我が家にやってきたのは19歳のヘザーという白人の女の子。
かわいいし感じもいいし日本語も話せるし、初のホームステイヤーとしては申し分ない子でした。
週末だけの短期で私たちも初めてのホストという事で、観光地や野球観戦などはりきって色々連れて行きました。
ボランティアでの受け入れでは「観光にかかるお金や外食費は本人に払わせてください」などと最初にもらう書類に書かれていたりすることが多いですが、さすがに大学生からお金を取るのもはばかられ、またいい所を見せたい気持ちもあり、全部我が家で持ちました。
特に短期の場合はお客さんが来たような扱いをするホストファミリーが多いような気もします。
たまにやる週末だけのホストなら、こういうのも楽しいと思います。
ホストファミリーをしてみたい・・と思っておられる方は、まずはこういう短期受け入れから始めてみるといいかもしれません。
ヘザーとはその後もやりとりが続き、この2年後にヘザーのお母さんとボーイフレンドを連れて再び遊びに来てくれたりしました。
今はアメリカで理科の先生をしていますが、私たちに子どもが生まれた時にはお祝いの洋服を送ってくれたりもして、今でも交流が続いています。
アメリカから届いた出産祝い
日本にいながらいろんな人と出会えるのがホストファミリーをする醍醐味です。
我が家のメンバー
今の我が家のメンバーを紹介します。
夫(40代)病休中の会社員、今月癌であることが判明、只今癌を切除し入院中
現在は3ヵ月に一度の経過観察通院しながら普通の生活を送っています(2010更新)
私(40代)パートタイム労働者
娘(小学校低学年)マイペース、まじめ
小学校高学年になりました。好きな教科は家庭科と算数。(2010年更新)
とらじ(猫) 元野良猫、10歳くらい
高齢になり寝てばかりですが相変わらずの甘えん坊(2010年更新)
蘭蘭 我が家にホームステイしている中国人の女子高生
日本の大学入学を目指して勉強中
現在ホームステイしている蘭蘭は長期休みになると中国に一時帰国したりするので、その間また別の子がホームステイに来たりと入れ替わりもあります。
最終的に1年半我が家に滞在しました。(2010年更新)