高校野球の大会中止で思ったこと
高校野球の夏の大会も中止が決まりました。
ニュースで地元の高校球児たちが悔し涙を流している姿を見て、本当に胸が締め付けられる思いでした。
コロナ感染者の数はかなり落ち着いてきて、緊急事態宣言もあとは関東と北海道だけになったわけだけど、いつまた第二波が来るとも分からないし、今年は多分気軽に海外に出かけられるようにはならないだろうとかがっかりしてたけど、球児たちの涙を見ていたらそんなことどうでもいいじゃないかと思えてきました。
この先またきっと旅行には行けるだろう。けど、高校生活はたった3年しかないのだ。みんな小さい頃から甲子園目指して頑張ってきたのに、その目標がこんな形で消えてしまったのですから。どんなに残念でしょう。
野球だけじゃない、他の競技だって、文化系のクラブだって、全てのイベントが中止になっていて、さらには9月入学だどうだってまた混乱する情報の中、特に高校3年生がどんな気持ちでいるのかなと思います。
どんなに頑張っても、自分の力ではどうしようもできなくて、ただその時代に運悪く重なってしまっただけ。
色んな感情をどうやって処理するのか分からなくてイライラしたり無気力になったりする若い人たちが増えていると思うけど、どうか自暴自棄になったりせずに今できることに向き合ってくれたらなと思います。