My Third Place

旅行好きパート主婦です。旅行や国際交流が好き。ホストファミリー体験、海外体験、旅行や子育てネタなどを中心に日々のあれこれを綴っています。

さよなら北海道

前にも書きましたが、今年の夏は北海道旅行を計画していた我が家。
うちはだいたいすごく早くから旅行を計画します。海外だと半年前には飛行機を手配します。だいたい大型連休しか海外なんて行ける時間がないので、早めの行動が勝負なのです。

 

今回の北海道は、夫のリフレッシュ休暇を利用していくことにしていたのですがせっかくなので札幌でオリンピックを観戦して帰ろうと目論んでいました。まあ結局コロナのせいでオリンピックも延期になり、このままでは8月と言えどどうなるか分からないということで取ってた飛行機もキャンセルしちゃったんですけどね・・・。

 

というわけで、「2020北海道」が消えた我が家。
消えっぱなしでは悲しいので、次回の参考のために、ここに予定していた旅程を記しておきたいと思います。

 

 

1日目 

娘と私は働く夫を会社に送り出した後、列車で東京へ。

たまにやるんですが、夫はどう頑張っても9日しか休みがないので私と娘は先に出発して寄り道しながら目的地に向かい、夫と後に合流するってパターン。

 

今回も夏休み中の娘と私には時間はたくさんあるため、北海道まで夫とは別ルートで向かいます。今回は青春18切符を使ってまずは仙台まで行くことにしていました。

初日はタイ時代の友達親子が住んでる東京へ向かい、友達親子と遊び東京に宿泊。

 

2日目

東京から再び青春18切符を使って仙台へ。
夕方、太平洋フェリーに乗船し、フェリーで苫小牧へ。

(このフェリーが娘共々すごく楽しみにしていたポイントだった!)

 

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利用する予定だったフェリーの部屋。(HPから写真拝借しました)

夜にフェリーから見える満点の星空を見るのをすごく楽しみにしていたのに!

 

 

3日目(家族旅行スタート)

午前11時頃フェリーは苫小牧に到着。
電車で新千歳空港へ。ここで、お昼過ぎの便で到着する夫と合流。
レンタカーを借りてトマムへ。

 

4日目

トマムでリゾートを満喫

 

5日目

美瑛へ。14年前夫婦で泊まったペンションを再訪。

 

6日目

旭山動物園

 

7~8日目

ニセコ大自然を満喫

 

9~10日目

札幌でマラソン観戦

 

11日目

飛行機で帰宅

 

 

こんな予定でした。

あ~、色々楽しみにしていたのですごく残念。最初はね、せっかくの休暇なので海外も考えていたんですよ。でも、せっかく日本でオリンピックをやってる夏にわざわざ海外に行って見逃すのはどうかという事になって、だったら国内で、だったらチケットなしで見られる札幌でオリンピックも体験しようってことで、北海道になったんです。これから4年ごとのオリンピックで毎回家族みんながこの旅行を思い出すように。


だけどまさか、オリンピックまで延期にしちゃうような事態が起ころうとは。
一体だれが予想したでしょう。大地震でもなく富士山の噴火でもなく、ウイルス。

 

オリンピックが延期になっても、もし夏にコロナが落ち着いてたら行けるかな~と思って札幌を抜いて別のルートを探したりとかしていたのですが、コロナの影響が思ったよりも長引きそうだし、学校が再開された場合に夏休みがかなり短縮されるかもしれないとか、経済的な影響とか色々と不安要素が増えてきたため潔くキャンセルする運びとなりました。

 

わが家の旅のモットーは「行きたいときに行けるところへ」。

 

いつも、特に大きな旅行に行く前にちょっと悩んだりするんですよ、「ちょっと贅沢しすぎかな」とか。

でもね、今回を除いてもこれまで2回、うちは旅行を直前でキャンセルしたことがあるんです。義父が予定していた旅行期間中に手術することになった時と、2年前の夫の癌が見つかった時。

 

人生の中で、必ず「旅行になんか行ってる場合じゃない」時ってあると思うんですよね。誰かの病気、介護、受験、学校のこと、仕事のこと、お金のこと・・・。
それに今回みたいに病気が蔓延してるとか、災害があったとか国家間の対立とか・・・色々な理由で「行きたいところに行けない」時期ってある。

 

だから、自分たちが行きたいと思った時に、行ける要素が揃っているなら、それは行くべき時だと夫と私は解釈してこれまで出かけてきました。そのことを後悔したことはないし、どれもかけがえのない思い出となって私たちの心に残っています。だから、私たちはこれからも旅に出る。
今回は残念ながら「行けない」時に当たってしまいましたが。

 

一体次にみんなが堂々と旅行できるようになる日はいつ来るんでしょうね。

その時にはどこに行けるかな。

今は「次はどこに行く?」って家族で話せる事が小さな幸せです。