久々貧乏旅行
朝焼けの名古屋駅。
今回名古屋に行って来たのは友達親子に会うためで、働く夫は家に残し娘と2人で行ってきたんですが、流石に少し後ろめたさがあったので若い頃によくやった貧乏旅行をやってみることにしたのです。
まず、行きは高速バスに乗ってみました。
長距離バスは何度か乗ったことがあります。
最長はトロントからボストンへの14時間バス。
これを終えた時、「もう二度とやるか」と強く思ったのを今でも覚えています。
当時22歳。
流石に14時間のバスの旅はあれ以来やっていませんが、その後も4時間や6時間のバスには乗ったことがあります。
まあ、4時間くらいが限界かな~とは思いますが、今回は夜行バスで初の3列独立シートというバスを予約。長距離バスも進化しているのです。
足元にはフットレストと、さらに前の座席の下の部分をぱかっと開けると、なんと!
足を収められるスペースが登場。
手元にはコンセントもある、Wifiもある、毛布もついてる。
そしてなんと、座席間にカーテンがついててプライバシーが保てる!
モニターはさすがにないけど、スペース的には飛行機のエコノミーよりはだいぶ楽ですよ!
飛行機とかもそうですが、あまり眠れないたちなので心配していましたが意外と眠れました。ただ、高速に乗るまでにあちこち停留所によって人を乗せながら行くので、その度に車内放送とかあるのがちょっと落ち着かないかな。
しかも、「リクライニングを最大に倒すのはご遠慮ください」と放送されたのでびっくり。私は最初の停留所で乗ったので、その時まだ後ろに人がいなかったため半分くらい倒しておいたんです。
このリクライニングを倒すか倒さないか問題、私は最初「倒れるように作ってあるんだから当然倒してもいいんだろう」という意識でいたのですが、「勝手に倒してくるなんて非常識だ」とかいう意見があるのも知ってびっくりした派です。
そう、私は自分が倒しても何も思わない代わりに前の人が倒すのも「どうぞご自由に」と思っていたので・・・。
そういう意見を知って以来は最大倒すことはやめるようにしましたが、後ろを見てやっぱりちょっとは倒します。じゃないと窮屈ですから。
今飛行機の機種によっては背中の部分が固定されてて、シートを倒すと自分のシートが前にうごくようになってて後ろの人のスペースは変わらないっていうのもあるみたいですが、あれはなかなか素晴らしいと思います。早く全機種で導入されて欲しい。
とにかく、腰は痛かったけど、それほどしんどい思いをせず無事に名古屋に到着できました。しかし長距離夜間バスってたいてい早朝に到着するんで着いてからがちょっと時間を持て余してしまいますよね。
駅のトイレに行ったらバスから降りてきたメイクしてる人でいっぱいだし・・・。
そして帰りはこれ!
なつかしい青春18きっぷ!
学生時代にはお世話になりました。普通電車に乗り放題の切符です。
ちょうど友達が3回分使うというので2枚分だけそこから使わせてもらう事になったんです。昔これで北海道まで行ったんですよね~。いい思い出だ。
帰りは名古屋から始発に乗り、途中2回下車して休憩しながらゆっくり帰ってきました。家に着いたのは夕方でしたけど、こちらも意外と余裕で帰ってこれました。
娘にもいい冒険になったみたい。地理の勉強になったかな。
娘はバスが楽しかったようですが、私はやっぱり乗りっぱなしのバスは辛い。電車の方が楽しいです。荷物を網棚に何度も上げ下ろしするので翌日腕が筋肉痛になりましたが。
贅沢旅行はもちろん大好きですが、こういう貧乏旅行も結構好きです。
また春休みにでもやってみようかな。
名古屋の熱田神宮にあった樹齢千年以上の木。