異国の食事
蘭蘭の帰国まであと約1週間になりました。
あっという間だな~。
最後の1週間は蘭蘭の好物ばかりを作っていこうと思っています。
いや、1年半のホスト生活、何が大変だったかと言われれば、やっぱり食事面のことが一番大変だったかなと思います。
ま、たいして料理上手でもない私の料理を毎日食べた蘭蘭にとっても大変だったろうけど(笑)。
思えば、蘭蘭は最初の頃は食事についてあれこれ口出ししてくる子で、正直ちょっと面倒くさいと思ったこともしばしば。
「中国ではこれはこうやって食べる。その方がおいしい」だの「これは塩を使いすぎだから体によくない」とか、結構きびしい指摘をしてきていました。
正直私はそれすっごい嫌でストレスだったんですよね。
もし料理上手な人なら「そうなんだ、じゃあやってみよう」とか「だったらこれはどうだ!」とかそれを励みにしてプラスに持っていくことができるんでしょうけど、私はもともと料理もあまり興味ない人なので、ほんとただ嫌でした。
よくこれから外国に行く人に、「現地に行ってから日本では、日本では、っていうのは嫌われるからやめなさい」と言っているのを聞きますが、確かに言われた方は嫌です、これ。
まあ、私も言われっぱなしでは癪なのでできないことはできないと言うし、食べられないものは仕方ないけど私たちは食べるから、食べたくないものや食べられないものは言ってねと伝えていました。
ま、結局彼女が嫌いなものは極力出さないようにはしていましたけどね。
けど、彼女もだんだんそういう事を言わなくなったってことは、少しは彼女も成長したんでしょう。土日は自分が好きなものを買って来て好きな時間に部屋で食べてたみたいだし、時には自分で食材を買って来て朝や昼に作って食べたりもしていました。
そう、自分が食べたいものはそうやって勝手に食べてくれればいいんですよ。
異国の料理を毎日食べ続けるのって結構大変だと思います。私も外国に住んだ事があるから分かります。時々無性に刺身が食べたくなったりとかするんですよ。
誰にとっても自国の料理が一番なんですよ。数週間なら異国の料理もおいしく毎日食べられると思いますが、何ヵ月もってなるとそりゃ辛い時もあったでしょう。
彼女もよく頑張ったと思います。
現在、彼女の最終日に渡すアルバムをこっそり作成中です。
彼女は学校の試験がようやく終わったので、最近はラストスパートでよく放課後に遊びに行っています。最後にたくさん楽しい思い出を作ってる様子です。
最後の週末も予定がなければどこかへ連れて行ってあげようかなと思っていましたが学校の友達と遊ぶと言っていたので私たちは何もしなくても良さそう。
部屋も徐々に片づけているみたいですが、同時にお土産などが増えてるから、結局量は減ってないような・・・?大丈夫なのか?
最後の日にお母さんが中国から迎えに来られるそうで、一緒に食事をと誘われています。うちに招待してうちでご飯を食べた方がいいかなと思っていたんですが、蘭蘭がすでにお店を予約しているというのでお任せすることにしました。
9月からはまた別の国に行かせるとはいえ、しばらく娘と一緒に過ごせるお母さんも蘭蘭の帰国を心待ちにしているんじゃないかな。
さあ!今日の夕飯作ろうっと。
今日はみんな大好きなハンバーグ!
これはどこの国の人にも好評です。