My Third Place

旅行好きパート主婦です。旅行や国際交流が好き。ホストファミリー体験、海外体験、旅行や子育てネタなどを中心に日々のあれこれを綴っています。

ホストファミリーは誰でもなれる

ホストファミリーって、どうやって選ばれているのでしょう。

 

私が昔ホームステイした時は、ホストファミリーは斡旋してくれる学校のコーディネーターによって家庭訪問され、留学生を受け入れるにふさわしいかどうかをきちんと審査された家庭であると説明があったように記憶しています。

 

でも、今思えば、本当に家庭訪問までしていたかは疑問。

 

私も日本でこれまで10名以上、いろんな団体を通じて受け入れてきましたが、家庭訪問をされたことは一度もありません。電話でインタビューを受けたりしたこともありません。すべて、書類によるこちらからの申し込みのみなのです。

 

それで向こうから手紙やメール、または電話による連絡があり、いついつからお願いできますか、という流れになるのです。
こちらがどういう家族であるかというのは、ホストファミリー申込書に書いてあることだけです。一応家族の職業や年齢、趣味、なぜホストファミリーになろうと思ったか、留学生に提供できる部屋の有無などは書きますが、たったそれだけ。

 

今回長期で預かっている蘭蘭だけは、受け入れ前に初めて契約書というものを交わしました。こういう場合はこうすること、とか、留学生をベビーシッター代わりにしてはいけない、とか、結構細かく書かれていました。

 

でも、学校側も蘭蘭に私を受け渡すその日まで私に会ってはいません。
 

考えてみるとちょっと怖い気もしますが、どんな人と友達になるかとか、ご近所になるかとか、結局はそういうのも同じことなのかもしれませんね。

1回だけ面接したり訪問したからと言って、その人の素性が分かるかと言われれば疑問だし。結局は縁とか相性とか、そういうものも大きいのかなあなんて思ってしまいます。

 

今はネットでホストファミリーを探すこともできますしね。私はまだちょっと怖くてそういうのはやったことはないですが、知人でそうやってホストをやっていらっしゃる方もいます。会社なんかを通すと結局ホームステイヤーが支払っている額の半分くらいはそちらに入るみたいなので、間に何も通さない方がお互い経済的なメリットはあるのかもしれませんね。

何を優先するかはその人次第なので自分に合った方法で見つければいいとは思います。

 

もし娘が希望すれば、私はホームステイは経験すべきだとは思います。やはりその国の人と一緒に暮らしてみることでしか見えないものもあると思うし。

小さい頃から外国人がうちに泊まっているこの環境が、将来娘にどういう影響を与えてくれるのかは、ひそかな私の楽しみでもあります。違う文化を持つ人に対して偏見を持たず、多様性を受け入れられる人になってくれたらいいなと思っています。