毎日旅人

仕事しながらの子育て、外国人留学生のホストファミリー、そして最近始まった夫の闘病など、日々の色々を綴っていきたいと思います。

私のホームステイ体験1 バンクーバー編

私は若い頃、2度のホームステイを経験しました。

1度目は大学生の時。
場所はカナダのバンクーバー

この最初の体験が私の人生を変えた、と言っても過言ではないでしょう。
今私がこうして日本でホストファミリーになっているのも、この体験があったからこそだと思っています。

 

海外への憧れを私が持ち始めたのは、中学生の頃。
私は英語が好きだったわけでもないし(むしろ英語はあまり勉強してなかった)家族で外国へ行ったこともなし、田舎育ちで外国人なんて見たこともないような子供時代を過ごしたのですが、なぜか中学生頃から外国に行ってみたいなあと強く思うようになりました。

そして高校生になってやっと、苦手だった英語を「外国に行きたい」という理由で一生懸命勉強し始めたのです。高校生の時夏休みや春休みを利用してホームステイに行く子がいましたが、うちはどんなに頼んでも行かせてもらえませんでした。

クラスメイトなんかが、気軽にホームステイに行かせてもらっているのを恨めしく思っていたものです。

でも、大学に入ることができたら、絶対に行く!アルバイトで自分でお金を貯めてでも絶対に行く!と決心し、大学に入り、フリーター並みに働き(?)そして大学2年の夏に念願のカナダへ旅立ったのです。

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こちら私が2ヶ月お世話になった家
本当にキレイで大きな家で、まるで映画に出てくるような家だと感動したものです。

 

この2か月のホームステイは、当時私が通っていた大手英会話教室を通して申し込んだもので、現地の英語学校にホームステイをしながら通うというプログラム。残念ながら学校の生徒はほぼ日本人でしたが、全く知り合いのいない中で参加してたくさんの友達ができたことは良かったと思います。

初日、学校に迎えに来てくれたホストマザーの車でこの家に帰ってきた時のことは今でも鮮明に覚えています。
車のルームミラーの上にボタンがついてて、それを押すと家のガレージのドアがガラガラ・・・と開くのでびっくりしました。

ご覧のとおりの郊外の立派な一軒家で、裏庭も広くて、階段は螺旋階段だし、靴は脱いで上がる(カナダでも新しい家ではそれが普通だと知った)し、とにかく本当に何もかもが新鮮でした。

30代の夫婦と小さな男の子が2人いる家庭で、お母さんは専業主婦。

私が通うダウンタウンの学校まではバスで50分かかりましたが、日本でそれ以上の通学時間をかけていた私にはノープロブレム。バス代も日本に比べるとずいぶん安かったと思います。

当時は円高で、カナダドルも1ドル75円くらいと、物価も日本に比べて安い時期でした。

朝ごはんは勝手に好きなものを食べてねと、最初にシリアルやパンの入っている場所を教えられました。
朝7時頃私が起きて下に行くと、いつも5才の長男だけ一人でぼーっとテレビを見ていて、お父さんが出かけていくところ。
私はいつも冷凍のワッフルと牛乳を朝食とし、前の晩にお母さんが作って置いてくれるランチ(サンドウィッチと果物など)を持って学校へ行っていました。

学校は3時頃終わり、だいたい5時くらいに家に戻るとお父さんがすでに家にいて掃除機とかかけてるのが不思議でなりませんでしたが5時半くらいには家族で食事。
夕食はみんなでわいわい言いながら・・・というのを想像していましたが、この家はキッチンのテーブルがL字型になっていて、そこに横にずらっと並んでもくもくと食べる・・・という感じでした。
あまり会話しながら食べた記憶がありません。

食事はだいたいワンプレートで、お肉にトウモロコシ、とかそんなシンプルなもの。
2ヶ月いて食べられなかったものは、豆のスープ(私は緑色以外のマメは苦手でした)とお母さんが手作りした(から余計申し訳なかったけど)ケーキ。すっごい甘くて、食べると砂糖のじゃり・・って食感が残ってて・・・「ごめんなさい、ちょっと食べられません」って残しちゃったのをよく覚えています。あれは申し訳なかったけど・・・でも甘すぎた。他のお菓子は大丈夫だったけど、あの黄緑色のケーキだけはよく覚えてます。

子どもが小さかったからお母さんは夕食を片付けるとすぐ子どもたちをシャワーに入れて寝かしつけたりするので、今思えば私もそんなにがっつり家族の中に溶け込んでいたかと言われたら疑問なんですが、学校から早く帰った日は長男とよく遊びました。(次男はあまり懐かなかった)

週末は主に友達と遊んでて、特に観光に連れて行ってもらったことはありませんが、おばあちゃんの持ってる山小屋に泊まりに行ったり湖までドライブに連れて行ってもらったりしました。
途中から空いているもう1部屋にもドイツ人とか韓国人とかの女の子がホームステイしたりして、その子たちと喋ったりするのもいい経験でした。(韓国の子の方はホストファミリーと折りが悪くて色々あったんですが・・・)
今思えば当時は私も人見知りでそんなにホストに心を開いて色々喋ったりとかはなかったように思いますが、それでも2ヶ月良くしてもらって帰国するのは本当に悲しかったのを覚えています。

ここのご家族(というかホストマザー)とは未だに連絡を取り合っており、その後2度訪れています。
たった2ヶ月でしたが、このファミリーと出会えて本当にラッキーだったと思っています。