起きられない人
寒くなってきました。
ここ最近蘭蘭が起きてくるのが徐々に遅くなり、彼女はこの1週間はずっと朝ごはんを「持参」で学校に行っています。
今までは朝は一緒の時間に食べていたのですが、ぎりぎりまで準備をしているので朝ごはんは私がお皿に用意したものをタッパーに詰めて持って行っています。「学校で食べる」と言っていますが・・・家を出る時間はいつもと同じなので、そんな時間あるのか疑問ですが・・・。
「寒いからなかなか起きられない」と言っていますが6時半には部屋の電気はついているようなのでたぶん「起きているけどベッドから出られない」のかな・・・。
あと2週間で冬休み。
冬休みには中国からご両親が来られて一緒に日本を観光してから中国に帰るそうです。
そろそろカウントダウンしながら楽しみにしている蘭蘭。
私も家族だけになる生活をちょっと楽しみにしていたりするのでした。
ホストファミリーをして良かった事
ホストファミリーをしていて良かったと思う事。
1・家をキレイに保つことができる
まあ、散らかしてる日もありますが、他人の目が入ることによって少し意識して掃除したりしています・・・
2・家族だけの時よりも食事に気を遣う
これは・・・私にとってはいいことでもありまた面倒なことでもあるのですが、よそ様の大事なお子さんを食べさせないとという意識が働くので家族の時だけよりは品数が増えたり質が上がります。(そのせいか彼女がいない夏休みなどは食費がぐんと下がる(笑))
3・食事がにぎやかになる
うちは夫の帰りが夕食の時間より遅くなるため、普段は娘と2人きりの夕食になることが多いのですが、やはり2人きりの食事というのは寂しいものです。これが3人になるだけで夕食が華やかになってとてもいいです。
4・娘に兄弟ができた感じがする
留学生が娘と遊んでくれたり一緒に買い物に行ってくれたり、ただ2人でテレビを見ているというだけでも、なんだか幸せな気分になります。
初めはほとんど私も趣味で始めたことでしたが、今は1人っ子の娘のためになるかなと思う所も大きいです。
大変なことをあげればこれも色々ありますが、やっぱりいい事の方が多いので続けられているんだと思います。
1年契約
蘭蘭のホームステイについては「3か月以上の長期」という形で始めました。最初は、半年くらいの短期留学で来る子なのかなと思っていたんです。
でも蘭蘭は、がっつり3年間通う予定の子だったんです。今年の4月から始め、まさかこんな長く受け入れることになるとは当初は思いもしませんでした。
夏休み前に学校から一度確認が入り、夏休み明けもお願いできるかと言われ、そのまま受け入れているのですが、先日早くも「冬休み明けもお願いできるか」との確認が来ました。そんなわけで、蘭蘭、少なくとも3月までの1年間、我が家にいることになりそうです。
もしかしたらこのまま高校卒業までうちにいるのかな?
裕福な家庭で育った子がうちみたいな一般家庭で不自由してないかなといつも思っていますが、少なくともホストチェンジをリクエストするほどは困ってないのかなと少しほっとしてみたり。
この週末は近くのお料理教室で親子クッキング教室があって、蘭蘭も行きたいというので娘と3人で行ってきました。メインディッシュからデザートまで作れて楽しかったみたい。こういう体験型イベントは2人共大好きなので楽しんでました。
冬休みにはまた中国に一時帰国するので、それまでにまた何か楽しい事一緒にできたらいいな~。
紅葉狩り
今日は暖かくていいお天気だったので急遽家族で紅葉狩りへ。
残念ながら蘭蘭はもうすぐ試験があるということで、誘ったのですがNGでした。
こういうところ、結構真面目です。
せっかく久々の遠出だったのでみんなで行けたらよかったんですが、来週はそれぞれ予定があるし、仕方ないので今日は3人で行ってきました。
私たちが出かけて蘭蘭だけが家にいる、という事はたまにあります。
こういう時のお昼ご飯ですが、たいてい蘭蘭はお昼は外に食べに行くから大丈夫、と言ってくれるので助かるのですが、一応週末のお昼はうちが用意することになっているので「うちにあるものを食べてもいいからね」と言ってでかけます。カップ麺とかレンジでチンしたら食べれる冷凍パスタなど、こういうときのための食糧は常にストックしてあります。
紅葉の方はとてもきれいでした。
やっぱり自然って癒されます。
家族3人の写真をいつもよりたくさん撮りました。
夫が癌だと分かった後すぐに、まだステージや転移の有無なども分からない段階で家族で遊びに行ったときは、「もしかしてこれが最後のレジャーになったらどうしよう」と思うと涙が出そうでとても不安だったのですが、あれから3ヵ月、こうして3人で再び遊びに出かけることができたことを本当にありがたいことだと感じました。
迷っていた来年のゴールデンウィークの予約もしました!
行きたいところは色々ありますが、とりあえずしばらくは国内で大人しくしておこうということで、私たちのお気に入りの場所に行くことに。
蘭蘭は・・・たぶん連休は中国に一時帰国する・・・はず。
ていうか、本当に来年のゴールデンウィークは10連休になる・・よね???
Happy Halloween
ハロウィーンでしたね、昨日は。
家で渋谷の大騒ぎのニュースを見ながら、あんな暴徒たちはわざわざモザイクをかけてやる必要などないのだ!全国に顔をさらしてやれ!と思った私。
蘭蘭もテレビを見て、「馬鹿な酔っ払いですね」と・・・。
日本人として恥ずかしい!
夫とは、
「あの辺りに住んでいなくて良かった。娘が年頃になって(または留学生が)あんなバカ騒ぎに加わってたら・・・と思うと恐ろしい・・・」
と話しました。
さて、我が家では娘が友達のお家でのハロウィンパーティ―におよばれしたので一応ちょっとだけ仮装して出かけました。
ハロウィンなのになぜかプレゼント交換をするからと、母は納得できないままにちょっとしたプレゼントを持って行った娘。
たくさんのお菓子屋と交換したプレゼントを嬉しそうに持って帰ってきました。
蘭蘭は珍しく学校のお友達と夜ご飯を食べに行って街で仮装した集団を見たそうです。
この辺でもやってるのね・・・。
9時には帰ると言ってたのに帰ってきたのは10時前。
まあ、10時までは心配すまい・・・と思ったけど帰ってきたときはほっとしました。
私は田舎育ちだったんで高校生の時に夜まで遊ぶなんてことはなかったけど、今の時代中高生が晩御飯を友達と外で食べるのなんて当たり前なんでしょうね~。
うちでは特に門限は設けてないけど・・・やっぱり高校生だし遅くても10時には帰ってもらわないとこっちが心配です。
「上海でも夜1人で買い物に行ったりしてたし大丈夫」と言う蘭蘭。
前にも書きましたが、暗くなってからコンビニに行ったりすることに全く抵抗がない子なんです。
「大丈夫だとは思うけど、若い女の子なんだから気を付けてよ」
とは伝えていますが、相変わらずあまり危機感はないみたいです。
大学生くらいならもうちょっと安心できるんですが、やっぱりまだ高校生なのでちょっと心配。
自分の娘だったらきっともっと心配なんだろうな~・・・。
そんな日が来るのもあっという間なのかな・・・。はあ。
ナイスゲーム!
最近ブログが更新できない!
すみません、せっかく漫画ブログにしようとか思っていたのに漫画どころか文章だけのブログを書く時間もなかなか取れなくなっていました。
先週はずっと風邪気味で、退院して家にいる夫にうつしてはいけないし仕事にも支障をきたすからと、とにかく「栄養&睡眠療法」で毎晩よく食べて9時前には娘と一緒にベッドに入るような生活をしててなかなかパソコンを開く余裕がなく・・・。
おかげで風邪からは回復したのですが、今度は野球観戦で時間を取られ・・・。
いや~、昨日もナイスゲームでした!最後までハラハラさせてくれる展開。これぞ頂上決戦です!夫と一緒に最後まで見てたら他の事をする時間がなかった・・・。
でもしばらくこんな感じになりそう・・・。
スポーツ観戦とかあまり興味がない私ですが、野球だけは昔から時々球場で見ていたので楽しめます。やっぱり地元チームがあるっていうのは大きかったのかな。
最近は贔屓チームの異常な人気っぷりでなかなかチケットが取れなくなりましたが今でも年に何度かは野球観戦に行きます。蘭蘭も一度連れていって、その時は彼女にもユニフォームを着せて、みんなで応援しました。彼女にとっても初の野球観戦だったんでルールも分からないで楽しめるかなと思ったんですが、独特の応援方法とか周りの知らないファンとかとの交流もあったりで結構楽しめました。娘もテレビで見る分にはいつも不満げですが(自分の好きな番組が見れないから)、球場では楽しそうです。
やっぱり自分の故郷のチームには頑張ってほしい!
今年こそ!
頑張れ、カープ!!
バスタオル 何日使う?
突然ですが、みなさん、バスタオルってどれくらいで洗濯しますか?
うちは毎日洗濯します。
実家がそうだったのでそれが当然と思って生きてきたので長らく知りませんでしたが、バスタオルは数日同じものを使って洗濯する派の人もいます。
カナダのバンクーバーでホームステイしてた時バスタオルをどうしていたかについては全く記憶がないのですが、トロントのホームステイ先は「洗濯は週に1度自分でしましょう」という家だったので、そこでは「同じバスタオルを1週間使う」生活を経験しました。でも家族の他のメンバーも同じようにバスタオルは使ったら決まったタオル掛けに干している感じだったし、私自身特に違和感はありませんでした。
ちなみにバスタオルはホームステイ先が用意してくれていました。
日本の我が家でホストファミリーをするときは、バスタオルやタオルも留学生用に用意して部屋に置いておくのですが、今回の蘭蘭だけはバスタオルやタオルまで持参でしたので部屋に用意しておいたタオルは全く使われることがなく、結局はいらないと言われたので仕舞いました。
そんなわけで彼女は自分が持ってきたバスタオルを使っていますが、彼女は1週間使いまわす派らしく、バスタオルが洗濯に出されるのは週に1度です。
バスタオルを洗濯かごに出してくる頻度はやはり来る人によってまちまちな気がします。たとえばパジャマは何日同じものを着るかとか、そういうのって家庭ごとにルールがあるんだろうな~とか思います。うちは夏場は毎日洗いますが、冬場は2日着ます。誰が教えたわけでもないけど、娘もそのルールを実践している様子。
よそのお宅に行って初めて気づく我が家のルール。
なかなか面白いです。
別に何もしてません
ホストファミリーをしている、と言うと、よく言われるのが
「休みの日とかどこ連れて行ってあげてるの?」
という質問。
いや・・・別に・・・。
どこにも連れて行ってませんけど・・・。(笑)
外国の人が来てるとついつい「おもてなし」しなきゃいけないと思ってしまうんでしょうかね。
短期のステイならともかく、今回は長期ですからはっきり言って特に何もしていません・・・。たまにはドライブに行ったり遠出することもありますが、それは彼女が来る前と同じ頻度です。彼女が来たからと言って特に観光に出たりすることは我が家ではしていません。
・・・いや?
最初の頃はちょっとお出かけ気味にしていたかもしれません。
ただ、我が家のお出かけスタイルだと高校生の蘭蘭にはちょっと物足りないのか、例えば自然を見に行けばすぐに「いつ帰る?」と言われたりとか、お祭りに行けば行ったで「人が多い。疲れた。いつ帰る?」って感じで、ちょっと連れて行かない方がいいのかな・・・って感じになることも多く・・・。ショッピングモールとかに連れて行くのが一番うれしそうかな~?
どこに連れて行っても写真撮りまくって喜んでくれる人なら連れて行き甲斐もあるってもんですが・・・。
なので、週末はどこにも出かけないこともあるし、彼女だけ残して買い物に行ったりすることもあります。出かけるときは「どこどこへ行くけど一緒に行く?」と聞きますが、彼女も試験前だったり宿題があったりして「行かない」という事も多々あるし、夫が病気になってからは病院へ行くことも多いので留守番してもらうことも増えました。蘭蘭もそんなに外に出たいタイプではないみたいで、休日は家でぐうたらしているのが好きみたい。あ、最近はジムに行ったりもしてますが。
そんなわけで、我が家では特別なことは何もしていません。
そろそろ行楽シーズンになってきたのでどこか行きたいけど、夫の病気のこともあるしちょっと無理っぽいかな~。
近場でどこかお出かけしたいなとは思っていますが上海のご両親もちょこちょこ来日しては一緒にどこか出かけたりしてるので、別にうちが張り切らなくてもいっかなと思うようにしています。
ホストファミリーは誰でもなれる
ホストファミリーって、どうやって選ばれているのでしょう。
私が昔ホームステイした時は、ホストファミリーは斡旋してくれる学校のコーディネーターによって家庭訪問され、留学生を受け入れるにふさわしいかどうかをきちんと審査された家庭であると説明があったように記憶しています。
でも、今思えば、本当に家庭訪問までしていたかは疑問。
私も日本でこれまで10名以上、いろんな団体を通じて受け入れてきましたが、家庭訪問をされたことは一度もありません。電話でインタビューを受けたりしたこともありません。すべて、書類によるこちらからの申し込みのみなのです。
それで向こうから手紙やメール、または電話による連絡があり、いついつからお願いできますか、という流れになるのです。
こちらがどういう家族であるかというのは、ホストファミリー申込書に書いてあることだけです。一応家族の職業や年齢、趣味、なぜホストファミリーになろうと思ったか、留学生に提供できる部屋の有無などは書きますが、たったそれだけ。
今回長期で預かっている蘭蘭だけは、受け入れ前に初めて契約書というものを交わしました。こういう場合はこうすること、とか、留学生をベビーシッター代わりにしてはいけない、とか、結構細かく書かれていました。
でも、学校側も蘭蘭に私を受け渡すその日まで私に会ってはいません。
考えてみるとちょっと怖い気もしますが、どんな人と友達になるかとか、ご近所になるかとか、結局はそういうのも同じことなのかもしれませんね。
1回だけ面接したり訪問したからと言って、その人の素性が分かるかと言われれば疑問だし。結局は縁とか相性とか、そういうものも大きいのかなあなんて思ってしまいます。
今はネットでホストファミリーを探すこともできますしね。私はまだちょっと怖くてそういうのはやったことはないですが、知人でそうやってホストをやっていらっしゃる方もいます。会社なんかを通すと結局ホームステイヤーが支払っている額の半分くらいはそちらに入るみたいなので、間に何も通さない方がお互い経済的なメリットはあるのかもしれませんね。
何を優先するかはその人次第なので自分に合った方法で見つければいいとは思います。
もし娘が希望すれば、私はホームステイは経験すべきだとは思います。やはりその国の人と一緒に暮らしてみることでしか見えないものもあると思うし。
小さい頃から外国人がうちに泊まっているこの環境が、将来娘にどういう影響を与えてくれるのかは、ひそかな私の楽しみでもあります。違う文化を持つ人に対して偏見を持たず、多様性を受け入れられる人になってくれたらいいなと思っています。
蘭蘭が来た日
蘭蘭が初めて我が家に来る日。
私は車で学校まで迎えに行きました。
留学生コーディネーターの先生に色々説明を受けた後で蘭蘭と初対面。
やや緊張した面持ちの蘭蘭でした。
そしてびっくり!蘭蘭のお母さんもいらした!
中国から一緒に来日され、学校の初日は一緒に登校されたのだとか。
まあ、中国なんて近いし、高校生の娘を留学させるとなると一緒に来るのも納得。
しかしもっと驚いたのは、蘭蘭が持ってきたこの大量の荷物!
スーツケース大×2、大きなボストンバッグ、そして色々つまった袋・・・。
いくら長期の留学と言え、これ、本当に2人で持ってきたの・・・・???
とりあえず、お母さまはしばらく近くのホテルに宿泊して観光して帰国されるとのことなので、後日うちにお招きすることにし、この日は蘭蘭と大量の荷物を連れて帰りました。その日は荷ほどきにすごく時間がかかっていたみたいですが、次の日蘭蘭が学校に行った後部屋を見てびっくり。
とても昨日来た留学生の部屋とは思えないくらい、すっかり蘭蘭の部屋になってました。あの大量のバッグの中には枕やぬいぐるみまで入っていたのね・・・・。
あれから半年、蘭蘭の部屋のものは増え続けております・・・。