My Third Place

旅行好きパート主婦です。旅行や国際交流が好き。ホストファミリー体験、海外体験、旅行や子育てネタなどを中心に日々のあれこれを綴っています。

女子高生の夜のお散歩

我が家のホームステイヤ―、蘭蘭。

こないだからジムに通い始めたのは前書いた通りなんですが、最近夜のお散歩に行くようになりました。

 

これまではまだ日が長くて、完全に暗くなる前に行って帰ってきていたのですが、最近は日が短くなってきてもう暗くなってから家を出ていくんです。しかも真っ黒の恰好で・・・。散歩に出ているのは25分ほどで、8時前には戻って来るのですが、やっぱりまだ高校生だし、小柄だし、女の子が1人で暗くなってから歩いてるのって・・・危なくない?と心配になってきました。

うちの周りはお店も多くて人通りも割とある方ではありますが、でもやっぱり夜道は危ないよねえ・・・。

日本は安全だと思ってる部分もあるんだろうけど、犯罪者はどこの国にでもいるのだよ・・・。やはりもうちょっと明るいうちに行ってもらおう・・・。

鉄不足

こないだ行った私の胃の病院で色々調べてもらったところ、私は貧血ぎみなんだそうです。(数値は治療を勧める値のぎりぎりのところ)

先生に貧血症状の一覧みたいなのを見せられて、この中で当てはまる症状はありますかと聞かれました。

冷え性とか、知らないうちに痣ができてることがあるとか、耳鳴りとか、当てはまる項目があったのであります、というと、鉄剤を処方しましょうかと。

 

鉄剤と一緒に鉄の吸収を助けるビタミンBとCのサプリも買わされました。

 

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しかしこれ、外国製のやつで、大きくてにおいもあって飲みにくい・・・。
普通にドラッグストアで買うやつの方が良かった~。

しかも、病院では「1日2回、食後に2個ずつ飲んでください」って言われたけど、かえってからラベルの英語の説明読んだら1日1~3個って書かれてるし・・・。

 

・・・どうなの?

一応英語の説明文の方を信じて3個までにしてます。

鉄剤って副作用とかあるらしいけど、鉄を飲んで副作用を取るのがいいのか、貧血気味のままで行くのがいいのか・・・。

しかしここ数年耳鳴りがしたり耳が詰まったようになることがよくあって、一時期いろんな耳鼻科に通ったんですがどこでも原因は分からずで、最後に行ったところでは「見た感じ異常はないから治療はできない」と言われ、それ以来諦めていたのですが、これももし鉄分不足から来ているんだとしたら??

なんか40代、体も色々メンテナンスが必要なお年頃らしく、いろんなところにマイナートラブルが出てきております。これが老化ってやつなのね~と。

 

先生からは「タンパク質をたくさん取りなさい」と言われているので、最近はたくさん卵と納豆を食べることにしています。

蘭蘭ジム通いをする

うちにホームステイしている蘭蘭は、高校生なのにちょっと健康オタクっぽいところがあって、やれ食べ物はこれがいいだの、これは良くないだの、結構うるさい。

スポーツなどはしないタイプですが、食べすぎたからと言って食後に散歩に行ったりすることも多く、部屋でもストレッチをしてたりと、意識高い系女子。

 

そんな蘭蘭、とうとう「私、ジムに通いたい」と言い出しました。

ジムに通う高校生なんて今まで出会ったことないわ

 

だけど、まあ基本インドアな感じの蘭蘭。週末もたまに友達と出かけることはあってもほとんど家に籠ってるような子なので、ジムでもなんでも外に出かけてくれるのはいいことだと近くのジムをリサーチしてあげました。
18歳以下は保護者同伴で申し込みをしないといけないらしく、今日は一緒に見学を兼ねてジムへ行ってみました。

 

私も娘が保育園に行ってた間はジムに通っていたんですが、小学生になってからは仕事が終わって子供が帰ってくるまでの時間が短すぎて断念。

高学年くらいになって一人で留守番できるようになったらまた行ってやる~~。

きれいなジムで自分磨きをする人たちを見ながら、私もいつか・・とこぶしを握りしめるのでした・・・。

入院中のこと 2

入院前、主治医の先生からは「遅くとも1週間で固形物が食べられるようになる」と言われていたのですが、結局主人が1週間で食べれていた固形物は豆腐とかおかゆとかのレベルであったようです。

1週間くらい経つと本人もだいぶ元気になってきて、まだ痛みはあるものの出される食事もほとんど食べられるようになってきたし、お見舞いに行くとカフェオレだのプリンだのを要求してくるようになってきました。

喋り方は徐々に良くなっては来ていましたが、やはり明らかに普通の人の喋り方ではなく、その辺がどの程度よくなるのかちょっと心配ではありました。

 

週末には会社の人や家族がお見舞いに来てくれたりしてラウンジで過ごす時間も多くなり、本人も退院後の復帰に向けてなるべく病室を出て歩いたり、ラウンジで過ごしたりしていたようです。

私も経験がありますが、ちょっと入院しただけで体力ってがくんと落ちるんですよね。

 

そうそう、入院中は暇だろうからと夫は自分のパソコンを持って行っていたのですが、病院ではフリーWifiがラウンジしか使えないと聞いていたため、わざわざポケットWifiをレンタルして行ったんですよね。

なのに、彼の病室はラウンジの隣だったため、フリーWifiが使えてしまったのです・・・。しかも最初の3~4日は術後のためとてもパソコンを使うような状況でもなかったし、結局わざわざ4000円弱も払ってWifiレンタルする必要はなかった・・・。

 

結局、16日間入院しました。

病気になるとお金がかかると言いますが、今回これまでにかかった費用を載せておこうと思います。

 

かかりつけ歯科医(紹介状出してもらう)3,890円

大学病院初診 (生検)10,700円

    再診 (癌告知・CTなど)10,380円

   PET検診  29,720円

    再診 (麻酔科など) 5,030円

    再診 (手術説明など)1,130円

手術・入院費  130,352円(食事代も含む)*限度額適用認定証提示

 

幸い医療保険に入っているので手術・入院費は保険で賄えますが、それより入院までにかかったお金が結構痛いなと思いました。手術・入院費の支払いには会社が用意してくれた限度額適用認定証を提示後の金額になります。本来は自分で申請するものらしいですが夫は会社の総務課の友達に頼んで代理申請してもらったみたいです。

それに入院中は毎日お見舞いに行っていたのですが病院の駐車場代が毎回結構馬鹿にならないということも判明。意外とこういう諸費用でお金がかかるっていいますよね。

まだ保険の申請をしていないので最終的にどれくらいのお金が下りるのかは分かってないんですが、たぶんこれまでかかったお金くらいはカバーできる・・・はず。

しかし今年は娘の歯科矯正もしてるし、医療費が最高にかかりそうです・・・。 

 

いや、かかるお金ももちろん重要なんですが、入ってくるお金が減るっていうのも結構深刻です。

現在会社は特別有休をもらってお休みさせてもらっているので、お給料は入るのですが、でもそれって当然基本給だけ!
残業代とか交通費とかがごそっとないと、「こんなに少ないの!?」ってショックを受けます。

 

・・・そうか、しばらくこれでやりくりしなきゃいけないんだ・・・。

 

と、通帳とにらめっこ。


頑張るぞ~!

 

入院中のこと 1

舌癌のため舌の部分切除手術をした夫。

 

状況:舌癌ステージⅢ T3N0M0

手術名:左下部分切除術

内容:腫瘍硬結と上皮変化を目安に、安全域を設定して腫瘍を切除し、縫縮。

中予想よりも癌の広がりが大きく縫縮が困難になった場合は腹部または顎の皮膚を移植する可能性もある、との説明でしたが、手術は予定通り舌の縫縮だけで済みました。

 

手術後2~3日の間が一番腫れるししんどいと先生から言われていたように、術後2~3日はとにかく痛いらしく、喋れないし、見ているだけで辛かったです。

手術後は唾にも出血が混ざっていたらいけないので飲み込まないようにと指示があり、自分で痰吸引機(?)というのか、細い管のついたもので吸い出したり、ティッシュに吐き出したりしていました。これは他の方の体験談を読んでいたのでティッシュを多めに持ってきていて正解でした。


最初の頃は何か訴えるも、舌がうまく動かないのか何を言っているのかもよく分からない状態でした。術後の食事は液体のものばかりでしたが、唾を飲み込むのもつらいみたいで、栄養は点滴から補給していました。

口からものを食べるのが難しければ鼻からチューブを入れて胃に流し込む方法もあると言われたのですが、そうなると食事の時以外もずっと鼻からチューブが通っている状態になるのが嫌なので頑張って口からトライしていましたが、なかなか食べられなかったようです。

初診で生検のため患部を切り取られた後も全然食べられないときがあって、その時はお弁当の代わりにゼリー状のカロリーメイトなんかを飲んでいたので、そういう系のゼリー飲料も持って行っていたのですが、ゼリーだろうが液状だろうが痛いものは痛いらしく最初3日間くらいは何も受け付けませんでした。

首の方が腫れててちょっと顔も浮腫んでいるし、とにかくお見舞いに行っても何もしてあげられることもなく、たまに要求されることも何を言っているのか分からないので、もどかしかったです。

 

4日目くらいから浮腫みも取れ、会話が成り立つようになりました。
まだ喋り方は「入れ歯をいれてないおじいちゃん」みたいな喋り方なのでかなり不明瞭ではありますが、それでも会話ができるのはうれしかったです。
まだ痛みもありますが、飲み込み方のコツがつかめてきたようで少しずつスープなどを飲めるようになってきたのがこのころ。

また初めてシャワーを許されて点滴の合間にシャワーを浴びてすっきりできるようになりました。

 

部屋は追加料金がかからない大部屋にしていたのですが、この病棟がかなり新しくて、しかも広い!なので大部屋でも彼は満足していました。

ただ、一番辛かった術後数日中に同じ部屋の人がずっと携帯で大きな声で話したり、面会時間外にお見舞いがきてずっと部屋で話したりされたときはイライラして苦情を申し立てたらしいですが・・・。

大部屋ではマナーを守って気持ちよく過ごさないといけませんね。

 

ちょっと長くなりそうなのでまた続きます。

 

 

お弁当

我が家のホームステイヤー、蘭蘭。
最初の申し込みでは「平日2食、週末3食付きプラン」だったので、最初の頃は私は彼女のお昼は関与せず、彼女は毎朝コンビニやパン屋などに寄ってお昼ご飯を調達して学校へ行っていたようです。

ところがそのうち、朝コンビニなどに寄る時間が惜しくなったようで、前日の夜に次の日のお昼ご飯をコンビニに買いに行くようになりました。

そしてそれをせっせとお弁当箱に詰めなおして持っていくのです。

それを見ていたら、なんだかかわいそうになってきて、1ヵ月を過ぎたころから私が彼女の分のお弁当も一緒に作ることになりました。

 

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だいたいこんな感じ。これにフルーツを少し付けたものを持っていきます。
学校の食堂もあるのですが、一緒に食べる子たちが皆お弁当派らしく、利用しにくいのだとか。

 

ホームステイを斡旋してもらっている所からは、「2食付きのプランの人に3食目を提供するときは本人から直接代金をもらってください」と言われていて、他のファミリーさんたちがどうやってお金を受け取っているか(月ごとに請求したり、その都度貯金箱に入れてもらったり・・・)教えてもらっていました。

最初、私の作る弁当にいくらの価値があるのか・・・とお金をもらうのもなんだか気が引けるなあとは思ったのですが、まあ面倒なお弁当を責任をもって毎日作るために仕事にしようと、1回200円もらうことにしました。
お弁当代は月末にまとめて封筒に入れてもらうようにしています。

でも、蘭蘭は結構好みをはっきり言う子なので、あまり同じものをずっと入れていると、「〇〇はもう入れなくてもいい、飽きた」とか言われるのでちょっと大変。
最初の頃は食事についてももっと色々言っていたような気がしますが、だんだん慣れたのか諦めたのか、最近はそんなに頻繁には言わなくなりましたが・・。

母から「出されたものは文句言わずに食べなさい!」と言われて育ってきた私は、ちょっとむっとすることもありますが、まあ異国で口に合わないものもあるでしょうし、高校生だから好きなものを勝手に食べに行くという事もできないでしょうから、、となるべく彼女の好むものを入れてあげようと頑張っています。

まあ、食事に関しては、ホストファミリーをするにあたって一番難しい所ではあると思います。これまでホストをしたことがある人と話すと、やっぱり一番は食事ネタで盛り上がりますし。特に小学生とかの子どもを預かると、知らないものには一切手を出さないというケースも多いみたいで、苦労されるみたいです。うちは受け入れてきた子たちの中では蘭蘭が最年少なので、これくらいで済んでいるのはまだいい方なのかもしれません。

どこの国の人も、やっぱり自分の国の料理が一番おいしいですもんね。

胃カメラ

うちは35歳を超えてからは夫婦で必ず夏に健康診断を受けることにしていました。
長い間私は夫の扶養家族になっていたので、私の分も夫の会社が受けさせてくれるんです。

 

ところが、今年は迂闊にも扶養を出てしまい、私の健康診断は自分で受けなくてはならなくなってしましました。
とりあえず市から送られてくる補助券を使って集団検診に行く予約はしているのですが、驚いたことに市の検診では胃カメラは対象外!なんで?!


私は胃カメラバリウムも経験済みですが、結局どっちも辛いし、胃もあまり丈夫ではない(よく炎症起こしてるらしい)のでこの数年はどうせならと胃カメラを選ぶようにしていたというのに!
だってバリウムで再検査になったら胃カメラやらなきゃいけないわけだし、だったら最初からカメラ飲んだ方が良い。

 

どうしよう。
でも自費で胃カメラ検査すると高いんだろうし・・・。

でも夫の事があってからはとにかく自分も健康でいなければ!と思う気持ちが大きくてなんとか胃カメラもしておかなければ・・・と思っていた矢先。

 

胃が痛くなってきました。(笑)

 

そうだ、このチャンスに内科で胃カメラしてもらおう。
胃が痛いと言えば、保険診療でやってもらえる!

 

早速近所で胃カメラをしてくれる内科を調べ、行ってきました。
そして「最近胃が痛い。前回検査したのは1年前」と言うと、とても丁寧に腹部エコーで見てくれました。エコーでは特に悪いところはなし、ということで次回胃カメラもしましょう、と私の企み通りに事は進みます。

ちなみに今まで私がやった胃カメラは麻酔なし鎮静剤なしの所だったのですが(鎮静剤は希望すれば打ってくれるらしいが打つ人は少ないと言われ、なしで受けたところそこまで辛くなかったので打たずにずっとやってた)、この内科は麻酔で完全に眠らせた状態で調べてくれるらしい!

なんてありがたい所なんでしょう!

 

後日、予約された時間に病院へ行き検査を受けてきました。
のどにシュッと麻酔のスプレーをされて診察台に横になって注射をされ、10秒数えたくらいで記憶がありません。

 

・・・気が付いたら別室で横になっていました。

 

あれ?ここまでどうやって戻ってきたの???

看護師さんに聞いたら、自分でちゃんと歩いて戻ってきたそうです。

 

・・全く記憶がございません

 

 

酔っぱらって記憶がなくなる人ってこんな感じなのでしょうか。

私はお酒は全く飲まないのでこういう経験は初めてでした。

 

 

それにしても、なんて楽なんでしょう。
今度からカメラ系はこの病院にお願いすることにします。

 

結果は異常なし。
ずっと前ピロリ菌がいて除菌してるんですが、菌がいた跡もきれいになってきているそうです。

だけど胃癌になるリスクは持っているという事なので、年に1度の胃カメラは勧められました。ちなみにバリウムの検査では初期の胃がんは見つけられないそうです。

 

ちなみに胃カメラの料金は保険診療で5千円未満でした!普通に検診でお願いしたら1万円以上したと思います。

 

しかしあの胃痛はなんだったのか?
単なるストレスなんでしょうか?

まあ、これからは特に自分の健康状態には敏感でいようと思います。

 

今年の漢字は「災」かな~・・なんて、夫と話した昨日。

日本は地震を始めいろんな災害によく見舞われている国ですが、それにしても今年はひどいですね。最近のものだけでも6月の大阪の地震、西日本の豪雨、近畿の台風、そして北海道でまた地震・・・。この短期間で日本のあちこちで色々な被害に遭われた方を思うと胸が痛みます。

一生住むはずだった家にある日突然住めなくなったり、明日も会えると思ってた人に突然会えなくなったり・・・。

 

この先日本、大丈夫かなって心配になってきてしまいます。
それとも私が知らないだけで、国土の広い国は広いなりにもっと災害って起きてるんでしょうか?

最近の雨の降り方とか見てると、もう日本も東南アジアみたいになってきているような気もするし(スコールみたいな降り方)沖縄の方が本土より温度が低かったりとか、なんかもうめちゃくちゃですね。

全て我々人間の仕業なんでしょうか。

留学生のおうち事情

 

「日本はアジアの中でトップ。日本人はお金持ちだと世界から思われている」

と、今も信じている人が特に海外にはあまり興味がない人たちの中にまだ多数いるような気がするこの頃。

 

確かに日本は豊かな国だと思うし、格差社会が叫ばれていながらも国際的に見れば平均値が高い国であるとは思います。

 

私は結婚してから数年夫の仕事の都合でアジアのある国に住んでいたのですが、その時に「日本人がお金持ちと言われていた時代はもう終わってるな・・・」と感じたものです。

日本ではド庶民の我が家ですが、アジアのその国では会社からの待遇なんかもあってちょっといい生活をさせていただいておりました。その時に知り合った人々の暮らしぶりは、庶民の私にはセレブすぎてびっくりしたものです。確かに現地で「庶民」と呼ばれる人たちの生活水準は日本の庶民クラスと比べれば断然低いですが、現地のセレブたちは日本のセレブ並みに優雅な生活をしています。

そして今、そういうアジアのお金持ち軍団がどんどん日本にやってきています。

 

例えば、うちに来ている蘭蘭。
お父さんはあちこちに海外赴任している商社マン。蘭蘭は両親に連れられて小さい頃から外国滞在経験が豊富。現に中学校を卒業してからは日本に留学中です。
彼女の日本での学費や生活費は、私がざっと見たとこだけでも1年で300万円はします。彼女はこのまま大学も進む予定ですから、300万×7年・・・ってことになりますね。いくら1人っ子だからって、すごい費用です。我が家にはとても捻出不可能な額です。そんな事したら老後生きていけません。

 

つまり、日本に自費留学しているような家の子は、どこの国の子であっても、日本の一般家庭よりはだいぶお金持ちであるという事が分かります。

 

それが分かっているので、正直うちみたいな一般家庭がホストファミリーをするのに少し後ろめたい部分があったりするんですけど。ま、それを言ってるとホストファミリーなんかできないので、割り切ってるんですが。

そういう状況の中でホストをしているのに、中にはまだ古い考えの人がいて、

 

「そんな子を家の中に置いといて大丈夫なの?

 

 何か取られているんじゃないか?

 

 

とか言われることがまれにあります。

 

いやいやいや・・・・。

多分彼女の家に比べたら、うちに価値のあるものなんか全然ないから・・・(笑)。

 

一応何かあった時に疑うような事があってはいけないと思い、大事なものはカギのかかるところには仕舞ってありますが、基本信頼しています。

まあ全ての留学生に限った話ではないとは思いますが、蘭蘭の場合は自由になるお金もかなり与えられているみたいで、自分で必要なものは自分で買ってきます。

 

最近は近くにできた新しいパン屋さんがお気に入りのようで、学校帰りに必ず「明日の朝のパン」を買ってきます。1人だけおいしそうなパンを食べるので娘が羨ましがってちょっと困るんですが(笑)、まあ私的には別にいっかな・・・。

 

でも16歳の子が3500円の洗顔料を使っていた時は驚きましたが・・・。高校生ならビオレとかで良くない???
そんな感じで、金銭感覚のギャップに驚かされることもよくあります。

うちの子が同い年くらいだったら、比べて色々言われそうだな・・。
良かった、まだ子供で・・・。

ホストを訪ねて再びカナダへ

今日は私が3度目のバンクーバーを訪れた時の話です。

 

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数年前、憧れだったカナディアンロッキーをドライブする旅にでました。
その時の飛行機がたまたまバンクーバー乗り継ぎだったため、私は娘と2人で夫より先に日本を出国し、若い頃ホームステイさせてもらった家族のところに3日間泊めてもらう事にしました。

 

19歳の時、2か月お世話になって以来、手紙やメールでずっとやり取りを続けて早20年。22歳の時も1人で遊びに来ているのですが、今回3度目となる訪問はまさかの子連れです。ここ数年はほとんどFacebookでの交流ですが(ホストマザーに進められてFacebookのアカウントを作った)うちの子が生まれてからもずっと写真を見せてきているので、彼らも娘に会うのをとても楽しみにしてくれていました。

 

バンクーバー到着の日はわざわざ空港まで迎えに来てくれたホストマザー。
まさか20年後もこうして再会できるとは!

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私がステイさせてもらっていた頃の家はその後引っ越しをして、今は違う場所にある彼らの家。
玄関のドアの横に張られたステッカーが彼らの「犬♡愛」を表しています。

 

「火事の時にはペットをも忘れず助けて!」

 

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彼らの愛犬「スキ」♡

日本語の「好き」からとったそうです。
彼らの前の犬は「コージ」。あちこちアナを掘って「工事」してたから、だと。
親日家なんです。

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お引越ししても中は私がステイしてた家と同様にとっても素敵。
バスルームも4か所にあります。日本の我が家とは全然違うよ・・・。

「本当に素敵な家♡」と私が繰り返すと、「やめてよ~、もう古くて色々リフォームしながら住んでるんだから~」とホストマザー。

いやいや、こんな豪邸に住んでてそんな事日本人に言ったら反感買うよ(笑)。

この白いドアにずっと憧れている私。

 

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今回泊めさせてもらったゲストルーム。

しかし夏のバンクーバーは日本との間に16時間もの時差があり、初めてこんな遠くに連れてこられた4歳の娘は生まれて初めての時差ボケに。
夜寝るのですが12時くらいに「もう寝れない・・・」とむくっと起き上がったり、朝起きたと思ったら朝の8時くらいにはまた寝てしまったり・・・。

そうそう、西海岸は時差がつらいよね・・・忘れていました。

滞在中は水族館に連れて行ってもらったり、娘もたくさんかわいがってもらって、初めてのホームステイを楽しく過ごさせてもらいました。

ちなみに私がホームステイしていたときわずか5歳と3歳だった息子ちゃんたちはそれぞれ20代となり、再会したものの向こうは記憶がない状態。
ごめんね、いきなり誰だよこのおばさん、って感じだったでしょう(笑)。

2人共大きくなってて、でもそれぞれ面影が残ってて、私は会えて嬉しかったです。

 

また会おうね、と言って別れました。

きっとあと1回くらいはまた会えそうな予感。 

バンクーバーは私にとっては思い出の街です。